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2012年3月

2012年3月17日 (土)

素晴らしいテープレコーダー

  ジャンクで取ったこのテープレコーダー、巻取りが出来ず再生できなかった。サービスマニュアルのコピーが付いていたので参考して何とか巻き取り出来、再生OKとなる。しかし録音ヘッドに問題あり、また5号リールは正常に回るが、7号リールのテープ張り不足で、再生が上手く行かない。いろいろ原因があるらしい。まず、録音ヘッドとテープの密着を良くするために中間ヘッドを撤去。

Img_186606

ヘッド部の構造が良くわかる。ヘッドの2つの穴、6角レンチで左がヘッドの上下、右穴がヘッドの左右調整。しかし、この調整は凄く微妙にする必要あり。中間ヘッドを除去して左の録音ヘッドへの密着が若干良くなる。録音した左右の音の強弱が少なくなった。でもまだまだである。NAGRAのデッキは良く出来ている。メインテナンスがやり易い。

7号リールの張りを正常にするには、送り出しリールのブレーキングが甘いので、裏ブタの中の3箇所を調整する。やったことは、ブレーキの繊維の脱脂、ブレーキ棒の長さとバネの強弱調整。プーリー軸のバネの強弱を調整。フタを開けたまま、テープを回してみながら調整できるので、それぞれの動きが判り、難なく7号リールでもテンションが良くなりまともにヘッドにテープが正常に密着する。上下の動きは解消する。

問題の左側送り出し部(テンション調整)

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外し過ぎて、部品の状態が不明の写真ナットに着いた枝つき丸端子の行方は?

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ついでに右側巻き取り・テンション調整部

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あと一箇所恐ろしい部品のある部分

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大き目のプーリーを中心で押さえ込んでる箇所にはルビーの玉が・・・失くしたら大事です。奇跡的に見つけることが出来た。神に感謝!やたら触らぬこと。

しかし、あと一つ手がけなければいけない箇所があるのだ。

裏ブタ全景

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手を掛ければ掛けるほど愛着が湧いてくる機械である。素晴らしいテープレコーダーです。

 

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