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2015年2月19日 (木)

ⅢLZのコンデンサの取替えと歪み対策

8時半過ぎにコイズミ注文品が届く
Img_4324 高価なムンドルフの8.2μFのコンデンサーを測ってみたら両方とも8.1μF
多少の誤差で8.0μFに近づいてくれた^^/
ここはHFへの最初の関門だから良いコンデンサを

早速コンデンサーを25μFと8μFのみ取り替えてみた
Daytonの25μFは元のより1.5倍以上はでかい
Img_4328
3.3はまだ正常みたいだし、正式なコンデンサは案外小さくて
全部取り替えればケースに収まらなくなりそうで止め

いつもながら紆余曲折しまくってやっと両方とも取り替え終了
本当は片方のSPユニットの修正してあった接続コネクタのハンダ付け部分がいまいち不良めいていたが、気休めに再ハンダをしておいたが
Img_4329早速SPやら裏ブタを元に戻して
もうあれこれトラブルが続いてもう神経が疲れて集中力限界で
Img_4332 この風景にやっと心を癒され落ち着くことができ
無事終了させることができました、もうおじいちゃんです
長い精密作業は出来ません^^;

しかし苦労の甲斐あって、出てきた音はいままでの疲れを癒してくれました

いま12時すぎで、3時間も掛かってしまった単純な作業なのにね^^;
Img_4334
到着直後のまあ鳴ってるね、かすんだようなハッキリしない音から

澄んだ音質で、しかもバイオリンが滑らかで聞いてて気持ちが良い

一応不良のコンデンサだけ交換し直しただけなので、元のⅢLZに近づいているでしょう。


あと問題なのはあんまり無いけど

裏ブタのバカネジが何本かあったことくらいかな

ここまでで十分な再生音でしょう、まだ新品のコンデンサーだから

毎日鳴らし続けていけば古い部品と仲良く馴染んでいくでしょう

ただ低音はあまり出てないですね

小編成の室内楽やバイオリン独奏、女性ボーカルには、いま我が家のどのSPにも無い柔らかく滑らかな音を聞かせているので本当に満足です

このⅢLZ無しではどんなにプリアンプ代えてもこんな音は無理でしょうね^^

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いやー、これまでは刺激的でちっとも良くなかった
古い録音のバイオリン曲が魅力的に、つややかな響きになります

さすがタンノイの古いスピーカーですねー

いあや満足です^^

・・・

 昼飯を食ってまた上がってきた、鳴らし続けのⅢLZImg_4338

シンフォニーにも良いなー、大太鼓も鳴っている

アルテック、FAL、T4、FE103のどれにも無い弦楽器の響きですわい

プリアンプなどでは出せません>はっきり


しかしもうSP限界

^^;;


・・・・・

 うーん、歪が聞える

右側から高域が濁って耳障りな雑音が

高域のホーンだろう、左からは気にならないが

特にピアノが歪んでいるのが判る


一難さって又一難か、これは気になってくるなー

ユニット分解を自分でするか

業者に任せるか


あの再ハンダしたところかな、高域のある響きに共振しているのかも

ひげが無数に出ていたから出来るだけまとめてハンダしたつもりだったが、狭くてハンダの先をやっと当てるのが限界だったから

あそこを直すためにはやっぱユニット分解、コーン紙を外さねば直せない

どうしませう

・・・・・・
 裏ブタを外して、裏からコーン紙を押さえてみたら、4つある穴の一つから押さえると歪が消えることがわかった

Img_4347  コーン紙を外して付け替えれば直るようだ、やはりコーン紙を外すしかない、やりますか

ここまで来たらいってみませう


やってみて判ったこと

原因はコーン紙の中央出しがずれて

歪むが出ていた

解決には(コーン紙の中央決め)

この裏のコーン紙を

止めるネジは関係なかったこと

ダンパーを止める4つのネジが要だった
Img_4345
この4つを外し

それぞれの止め部の金具を

押したり引いたり

しながらビビリ音が少なくなる所を探す

一番影響のある一つを見つけ

ここのネジを最初に締める

一番歪が出ない金具の押さえをしたまま締め付ける

残りの3つも金具を押し引きしながら影響が出ない位置を確かめ締め付ける

こうして4箇所のネジを締め終わり歪が出なくなった

大きい音量では歪が出るが、それはポールの頭打ちかもしれないので善しとする


結果的にコーン紙を外さなくて良かった

無事組み立てて五嶋みどりのアンコールを聴いている

歪が出なくなったのでより澄み切って、そして滑らかなバイオリンが響いている

あー良かった、自前で出来て出費が押さえられちた^^



・・・・・・・・・・・・

追記3/3

 「亡き王女のためのパバーヌ」等の繊細なピアノでは僅かな歪が聞えていた

それも弱音時の場面だけ、例えば上の曲の出だしで判る歪み

女性ボーカルなどでは出ていないし、普通以上の強いピアノでも出ない

静かな繊細な時ほど目立つ歪み

 冷たい雨降る今日、再度裏ブタを外しSPを外し、ダンパー止めのネジ4本をゆるめて

歪みを出す曲を鳴らしながら
ダンパーをあちこちかすかに動かし
歪みの出ない位置を探す

探し出してネジを締めていくとまだ歪が生じてくる

大変難しいが

またやり直して気づいた、ネジの締め方が問題だった


歪まない位置にダンパーを合わせたら
曲を鳴らしながら、パバーヌに合わせて
4箇所のネジを指で少しずつ締めていく
一辺に締めるのでなく4本を交合に指でゆっくりと締めて
ダンパーを均等に徐々に押さえ込んでいく
指の力で回せなくなるまで締めて

そして最後にスパナでほんの少しだけ締める
指で回せない位のところで止める
そして音が歪んでないのを確かめる

これで終わり、あとはバッフルにSPユニットを止めて裏ブタを締めて


やったー「亡き王女のパバーヌ」殆ど歪みを感じなくなった

これは結構難しかった、SP修理に出そうかと悩んでいたけど
このまま様子を見て、歪が再演されなければ完成としましょう


本当に繊細な作業が必要な歪取りであった^^

おかげでアシュケナージの素晴らしい演奏で
山奥の泉水から清水がこんこんと湧き出るような
大変澄んだピアノ音が空間に広がっていくようである


ⅢLZの素晴らしさを味あわさせてもらっている


過去GRFもスターリングも持っていたけど
タンノイの魅力も何も知らぬまま手離していた

それはそのときはまだまだひよこで味わう年齢に
達していなかったのだろう

いまはA7とかFAL・FE103などからは聞かれぬ味を
体験させて頂いている

ⅢLZ(TANNOY)にはⅢLZ(TANNOY)にしか出ない味わいが有る

実に良いSPである、しみじみーー

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