年末に購入してずっと冷や飯食いだったこのEQアンプさん
清掃用アナログプレイヤーにつないでろくに聞いてなかった
聴いてみた、素晴らしいUTY-7に勝るとも劣らない
しかも中身はスカスカでとてもシンプル
低域がもう少しあれば文句なしかも
その時の説明文(YahooID: audiovalvematic10jp)
最小限の構成で、最小限のパーツで作り上げてある
シンプルで高精度 高音質を目指したフォノアンプ CR-NF
ハンドメイド 真空管フォノイコライザ 12AX7 CR-NF
S/N 音質共に優秀な回路構成のフォノイコライザーアンプです。
OP AMP では到達できない領域の音楽を楽しめます。
丁寧に手作りの限定製作品 真空管フォノイコライザアンプです。
使用真空管についてはノイズ選別品 (FFTアナライザにて長時間確認)
外部振動遮断用 インシュレーター取り付け。
特注高精度ディップマイカコンデンサー使用。
大型フィルムカップリングコンデンサ。
低リップルノイズ電源構成
各スペックについては、高精度テクトロニクスオーディオアナライザにて自動測定
一台一台丁寧に配線手づくりです。テフロン線 高性能Rコアートランス アルミシャーシ価格を越えたこだわりの製品です。
出品商品内容詳細のご案内です。
■フォノイコライザーアンプ仕様
・ 対応カートリッジ : MM型 (IMなど推奨出力を満たす物など)
・ 回路形式 : CR-NF型
・ トータルゲイン : 92倍
・ 推奨入力 : 1.0mV -20mV (メーカーカートリッジ表示にて)
・ 最大出力電圧 : 16V THD+N 0.5%以下 1.0KHz
・ 周波数特性 : 20Hz-20KHz(±0.2dB)
・ 全高調波歪率 : THD 0.04% (1KHz 2V出力)
・ 使用真空管 : ECC83 ×2
・ 入力インピーダンス : 47kΩ
・ 出力インピーダンス : 約14kΩ 出力負荷 35Kオーム以上 (確認をお願いいたします)
・ 消費電力 : 約12W
・ 重量 : 本体 5.5Kg
・ サイズ : [本体] W330×H85×D240mm
・ 電源ケーブル3P-3P
・ 取扱い説明書付属 回路図 実測RIAA特性 THD+Nグラフ
・ 購入後不具合などについて、修理対応をいたします。
・・・以上説明おわり
そう年末に65,000円で出てたのを5万に値切って買った奴だった
取扱説明書が付いていたんだどうしたかな^^;
あんましシンプルで期待してなかったけど
なかなか、UTYさんと張り合うなんて
取扱説明書ありました
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使用可能真空管
MMフォノイコライザー部
12AX7/ECC83/ECC803S/以外の真空管を使用しないこと
ゲインが変わるとRIAAカーブが変わります、球による歪み量も変わります。
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真空管を交換した場合、ハムノイズが大きくなったり、音量が小さくなったり
左右の音量バランスが崩れることがあります。ゲインが変わりますので
異常ではありません、音量バランスの取れたものを使用してください。
しかし真空管を代えるより、まずプリアンプだな
YUSAプリとUESUGIでかなり音を変えられますから
UESUGI-U1で四季を聴いているが
A7より実に優雅なシンフォニーが流れてくる
A7で弦を聴くならUESUGIで、JAZZならYUSAだな
FALやFE103、T4などだったら、それはそれで変わるのだろう
聴くSPや聴くジャンルによって組み合わせて聞くのが一番良いだろう
贅沢な聴き方ではあるね
今日、外は曇りの空一日中寒い北風が吹いている
そんななか部屋でレコードを聞きまくっている、この贅沢
寒さも忘れるね
UTY-7 & CR-EQ(新しいEQアンプ仮称)の比較
四季のレコードで、プリはU1でSPはA7
UTY-7よりCR-EQは華やかで音場が拡大
UTY-7はもっと音場が凝縮していて奥に展開し、荘厳な響き
CR-EQは若くて奔放さがある
UTY-7は渋くてより重々しい
しかしCR-EQの低域も十分ある、そして伸び伸びして軽やかな弦楽器群
UTY-7はその対をなす再生かも
お互い似ていてこれだけ違う
そこではたと気づいてU1のフォノEQを聴いてみた
UTY-7をもっと重厚にした音、それに従って高域の輝きも後退する
でもサオウンド・ステージが一番奥のほうに展開している、これがA7の音というほどに渋い
U1も捨てがたい、CR-EQの華やかさも良いが、ここはUTY-7が一番しっくり来るかな
やはりUTY-7は捨てがたい、他は捨てたとしても^^;
UTY-7は手離せないね、JAZZでもクラシックでも
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この冬一番の冷えの翌朝
CR-EQのECC83を抜いて、RCAのに替えて
同じ四季を聴いてみる
華やかな伸びすぎて散漫な感じの高域が押さえられて
落ち着いた高域の伸びの華やかさで、音像(サウンドステージ)は中央奥にまとまっている
U1の重厚さと奥ゆき感には及ばないが、かなり落ち着いた色調になった
もう一息、何かかが欲しい、まあ今変えたばかりだから早急に決め付けてはいけないよね
抜いたECC83はロシヤの球であった
いまも真空管を供給し続ける貴重な国である
ここまで聴いて、フォノEQをUTY-7にしてみた
高域の華やかさがぐっと押さえられサウンドステージがもう少し奥に重心をもっと低く展開する、もう少し高域の華やかさがあっても良いかな
これってUTY-7の特性とU1プリの特性の2重効果(影響)で華やかまで押さえ込まれたのかも
自分の好みで言えば、UTY-7とUESUGI(U1)の組合せはちとやりすぎているってこと
UTY-7はもう少し高域よりのプリアンプが良いのかも
翻ってCR-EQは落ち着いたプリが合うのかも、今はA7でクラシックを聴いての換装であるが
しかしA7、いや511Bホ-ンは弦を空間に華やかにつむぎ出します、ふんわりと空間に浮かび上がらせて再現する、これは特質ものです
JAZZの特性と全く違う、弦楽器に対する特質かもしれない、実に気持ちが良い
しかしこの気持ちよさを特に感じたのはCR-EQとU1プリの組合せのときである
UTY-7ではその浮遊感も薄くなってしまっている、組合せの妙である
上杉氏は重厚な響きのクラシックが好きだったてことかも
それは氏がタンノイのSPで聴かれていた写真を思い出すからだ
いろいろ発見があってうれしい
自分の好きな音、機器の組合せ
自分にはA7とUESUGIのプリアンプは素晴らしいってことでもある^^
とかなんとか偉そうなこと言ってるが、人間の感性ってとっても相対的なもので
絶対的でないのだ、特においちゃんは
ここでCR-EQに戻すと、高域の暴れ(先っきまで気持ちの良い浮遊感)が気になってしまった、UTY-7との相対評価でこうも受け取り方が一瞬に変わってしまう^^;
ここで、じゃーこのCR-EQのまま高域を押さえる方法があるではないか
あの重厚なコイル・タップ式ATTでホーンを押さえ込めば良い
これまでの-2dBを-12dBで うん高域が引っ込みUTY-7みたいになった
でも押さえ込み過ぎ、華やかさも何も無い
-10dBで、うんこの位が落ち着いて丁度いいかも
もう少し華やかに聴きたければー8dBでも良いね
うん我が耳は実に相対的で何も決め付けれないアホ耳であった、やっぱり^^
でもまた気づいたのである
U1はもうすぐ手離す、UTY-7とYUSAプリの組合せで、ATTで聴きやすい所を探ればいいのだ
しかし2dB刻みは大きすぎるね、せめて1dBにして欲しい
UTY-7はさすが低域が充実している-4dB~-6dBでバランスが良い
U・BROS-1さんにこれでさよなら出来そうだ
UTY-7+YUSAプリ+A7でクラシック聴けるようになりました
実に長い道のりでした^^;